少額短期保険募集人試験に短期間で受かる勉強法

少額短期保険募集人試験は、○×問題の出題が多く、また、出題分野が非常に偏っている試験です。

試験においては、特徴を踏まえた勉強をすれば、効率的に合格することができます。このページでは、試験の性格と合格点の考え方を押さえたうえで、勉強の順番、一夜漬けで間に合うか、本番(CBT)での注意点とコツをまとめます。

試験の性格

少額短期保険募集人試験は、CBT方式・多肢択一式で、出題数50問・試験時間60分・合格基準70点の試験です(試験概要)。

少額短期保険募集人試験は、同じような出題が非常に多い試験です。また、出題分野にも非常に偏りがあり、実際の試験(全50問)では概ね次の通りとなっています。

本サイトも同じ5分野を5章に分けて問題演習ができるようにしており、収録92問のうち46問が第3章 コンプライアンスです。つまり、コンプライアンスの出来が合否をほぼ決める試験だと言えます。

合格点は70点

合格基準は70点です。○×問題の出題が多く、わからなくても半分くらい正解できること、70点で合格できることを考慮すれば、満点を目指す必要はまったくありません。

満点を目指す勉強と、70点を確実に取る勉強は別物です。短期間で受かることが目的なら、出題の大半を占めるコンプライアンスで確実に正解できる問題を増やすことに時間を使い、出題の少ない分野は1〜2回問題を解いて、ざっと覚える程度で構いません。

合格率について

少額短期保険募集人試験の合格率は、公式には公開されていません。そのため、当サイトでは合格率の数字は書きません。

そのうえで、運営者の経験談として書いておくと、この試験は業務上、受からないと少額短期保険の募集ができない試験なので、受験する人は合格するまで受け続けることになります。実際の肌感としては、テキストを一読して過去問形式で演習すれば、大半の人は一度で通る試験です。難関試験ではなく、「準備をきちんとすれば受かる試験」だと考えて、必要な準備を短期間で済ませることに集中してください。

勉強の順番

これらを踏まえると、次の通り勉強すれば、1日で合格することが可能です。

・コンプライアンスの問題を9割取れるようになるまでやる

・その他は、1〜2回問題をやり、ざっと覚えていく

具体的な順番は次の通りです。

  1. テキストや勉強のポイントを一読する。細かく覚えようとせず、章立てと用語に目を通して全体像をつかみます。本サイトの「勉強のポイント」(第1章〜第5章)にも章ごとの要点をまとめています。
  2. 第3章 コンプライアンスの問題演習を最優先で繰り返す。第3章のトップページに「この章の要点」と「頻出論点」をまとめているので、先に読んでから問題に入ると効率的です。保険募集の禁止行為・保険契約の締結・個人情報保護法は問題数が多いので、特に重点的に取り組んでください。
  3. 残りの章を1〜2回解く。第2章 少額短期保険業は、保険金額や保険期間の上限などの数値を入れ替えた問題が中心なので、数値を正確に覚えると得点しやすくなります。
  4. 間違えた問題だけをもう一度解く。正誤を確認し、テキストや勉強のポイントの該当箇所を読み直して、同じ論点の言い換えに対応できるようにします。

もちろん、余裕があればすべての分野についてテキストを読み込むことで確実に合格することができますが、あまり労力をかけすぎてももったいないです。

一夜漬けで間に合うか

結論から言えば、一夜漬けでも合格は十分可能です。試験の性格で書いたとおり、同じような出題が多く、合格点は70点で、出題分野はコンプライアンスに大きく偏っています。本サイトのみで上記のように勉強するだけでも、1日集中する時間があれば合格は十分可能です。

一夜漬けのコツは、「全部覚えよう」としないことです。各章の頻出論点に絞って、正誤の判断がつくまで繰り返します。保険募集の禁止行為の具体例、募集人の登録・届出のルール、重要事項の説明、個人情報保護法、少額短期保険業の保険金額・保険期間の上限といった、繰り返し出題される論点を優先してください。

もちろん、これは最短で合格することだけを意識した勉強法です。少し余裕をもって確実に合格したい人や、満点を目指したい人は、テキストをしっかり読み込んで、出題の少ない分野も勉強しておくと安心です。

本番(CBT)での注意

試験は CBT(コンピュータを使った試験)方式で、年末年始を除いて随時受験できます。本番で気をつけたいことは次の通りです。

試験の数値(出題数・試験時間・合格基準・受験料・申込)の出典: CBT-Solutions 受験者ポータル(少額短期保険募集人試験)、日本少額短期保険協会(少額短期保険募集人試験 CBT)(2026年9月30日確認)。合格率と勉強法に関する記述は運営者の経験にもとづくものです(運営者について)。

関連ページ