第64問 賠償責任に関する法律知識1

賠償責任に関する法律知識1に関して、次の選択肢が、それぞれ正しいか否かを答えなさい。

1.不法行為(民法第709 条)により損害が発生した場合、被害者は、加害者に故意または過失があったことを証明しなくても、損害賠償金を取得することができます。
チェック!

誤り
被害者は加害者に故意又は過失があったことを証明しなければ、損害賠償金を取得できません。

2.損害賠償責任において、不法行為責任はあらかじめ契約関係にある者の間で成立しますが、債務不履行責任は契約関係を前提としません。
チェック!

誤り
損害賠償責任において、「債務不履行責任」はあらかじめ契約関係にある者の間で成立しますが、「不法行為責任」は契約関係を前提としません。

3.債務者が、債権者との契約上の義務を果たさなかったことにより、債権者から損害賠償の請求を受けた場合、損害賠償責任を免れることはいっさいできません。
チェック!

誤り
債務者が契約上の義務を果たさなかったことにより債権者から損害賠償を請求された場合、債務者は、「自らに責任がないことを証明しない限り」、損害賠償責任を負うことになります。

4.自動車保険(対人・対物賠償保険)や各種の賠償責任保険は、偶然の事故により加害者が法律上の損害賠償責任を負担することになった場合の損害を補償します。
チェック!

正しい

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