第40問 消費者契約法

消費者契約法に関して、次の選択肢が、それぞれ正しいか否かを答えなさい。

1.消費者契約法では保険契約も対象としており、少額短期保険業者だけでなく、少額短期保険業者を代理する少額短期保険業者の委託を受けた者も事業者となりますが、媒介のみを行う少額短期保険業者の委託を受けた者は、いっさいこの法律の適用対象外となります。
チェック!

誤り
媒介のみを行う少額短期保険業者の委託を受けた者も、事業者とみなされ、適用対象となります。

2.保険契約の締結の際、事業者の損害賠償責任を免除する条項や消費者の利益を不当に害する条項があった場合、消費者契約法の規定により、保険契約者はその契約を取り消すことができます。
チェック!

誤り
このような条項は、全部または一部が「無効」とされます。

3.消費者契約法の規定により、少額短期保険募集人が重要事項について事実と異なることを告げて、保険契約者が契約内容を誤認したまま保険契約を締結した場合には、保険契約者はその契約を取消すことができます。
チェック!

正しい

4.少額短期保険募集人が顧客からの「帰って欲しい」という訴えに応じず、顧客の住居等から退去せずに募集を続けたために、顧客が困惑し、やむを得ず保険契約を締結した場合、消費者契約法の規定により、その契約は無効となります。
チェック!

誤り
無効ではなく、「取り消す」ことができます。

5.消費者が「帰る」といったにもかかわらず、少額短期保険募集人が事務所から消費者を帰さなかったため、困惑して仕方なく保険契約を締結した場合、消費者契約法の規定により、消費者はその契約を取り消すことができます。
チェック!

正しい

3f